ハーバリウムとは!?
ハーバリウム=植物標本
もともとは、研究するために、長期保存方法として、使われてたそうなのですが、現在では、観賞用として、人気が出ています。
生花と違い、お水の交換など、手入れをしなくていいですし、ハーバリウムを飾るだけで、おしゃれで華やかな空間が作れるのも、人気の出た理由の一つだと思います。
ハーバリウムで用意するもの

- ふたが閉まるボトル
- 中に入れるお花(プリザーブドフラワー・ドライフラワー)
- オイル(ミネラルオイル・シリコンオイル)
- ピンセット or 割りばし
- はさみ
- ビーズや飾り石(お好みで)
ハーバリウムセットなども販売しているので、夏休みの自由研究だけしか作らないのなら、セットを購入してみるのもおすすめ。
ダイソーなど100均一にも、ハーバリウム用のオイルは売っているのですが、大きなボトルで、ハーバリウムを作る場合は、割高になってしまいそうです。
- ダイソー ハーバリウムオイル 50ml
- セリア ハーバリウムオイル 45ml
ハーバリウムの作り方
ハーバリウムの下準備(洗浄&消毒)
ボトルや瓶などは、洗浄や煮沸したり、エタノールなどで、拭いてよく乾かしておくと、カビ予防になります。
しっかり、洗浄や煮沸、エタノールで拭くことで、3年後でも、カビが生えずに飾ることができています。
我が家は、北側のトイレに飾ってますが、お花は3年も経つと色褪せてくるかな。

ハーバリウムの作り方【ボトルにお花を入れる】
どんなデザインにしようかイメージします。
初心者は、一度、花材を瓶の形に、並べてみるとイメージしやすいです。
花材など順番に、ピンセットや割りばしを使いながら、ボトルに入れていきます。
瓶の側面に当たるように花材を入れたり、花材同士絡めたり、大きめの花材に引っ掛けるように、入れていくと、オイルを入れたときに花材が、浮きにくくなります。
一番下に、飾り石などを入れても綺麗に見えますよ。

ハーバリウムの作り方【オイルをボトルに入れる】
オイルをボトルに注いだら、気泡が抜けるのを待ってから、ボトルの蓋を閉めましょう。

ハーバリウムのお花が浮かなくなるコツ
お花が浮かなくなるコツ【剣山を作る】
一番最初に、かすみ草を逆さに三束ほど入れてから、お花を入れると、お花が動きにくくなります。
飾り石や貝殻などを下に詰めてもいいですね。
生け花の剣山の役割になりますよ。
それでも、浮いてしまう場合は、オイルを入れた後でも、箸で、お花を壊さないように、下に沈めてあげてもいいです。
お花が浮かなくなるコツ【ボトルと花材の長さを工夫する】
ボトルの長さと花材(かすみ草など)の長さを同じ長さのものを用意します。
かすみ草を入れるときに、他のお花をかすみ草に絡めながら、入れていきます。
ボトルと同じ長さにしたかすみ草に他の花材が引っかかることで、浮きにくくなります。
ハーバリウムのお花が浮かなくなる裏技
セロハンやプラ板など、透明なシートにグルーガンで、お花をくっつけると、浮き防止になります。

左が、透明シートにグルーガンで、花材をつけて作ったハーバリウム
右は、花材が浮かないように、娘が試行錯誤しながら、花材をたくさん詰めたり絡めたりしたハーバリウム
グルーガンでつけた方は、少ない花材でも、浮いたりはがれたりすることがないので、イメージ通りのハーバリウムを作ることができました。

もし、プラ板に花材を貼り付ける場合は、プラ板の横幅は、瓶の入り口よりも小さくしてくださいね。
私は、一度瓶の入り口より大きいプラ板にお花をつけてしまい、プラ板を曲げながら入れたら、入れるときに、花がどんどん取れてしまって苦労しました。
セロハンだと、薄くて、グルーガンで花をつけたセロハンを瓶の入り口の大きさに、くるくる丸めてから、入れることができるので、ハーバリウム向きかもしれません。
グルーガンは、セリアなど、100円均一でも、販売してます。
ハーバリウムの花材が浮いてしまったときのごまかし方
かすみ草などを剣山代わりにしなかったため、どうしても、数センチ浮いてしまいました。

そういう時は、飾り石を、花材を壊さないように、ボトルの底に詰めるのが効果的です。
ボトルに、シールやリボンなどをつけるのも、花材の浮きをごまかすことができます。
これは、飾り石を入れて、外に、シールを貼りました。

ハーバリウムを自由研究にしたまとめ
小学校低学年でも、数時間で作ることができるので、飽きることなく、最後まで作ることができました。
飾り付けなどをして、小学生らしさを出したり、オリジナルのハーバリウム作れるのもいいですね。
自由研究で作った作品は、展示会で、一定期間、小学校で並べられると思うので、見栄えも考えて、少し大きめのボトルを選んで作ってみるといいかもしれません。
